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インテリアデザイン関連で、もうひとつ懐かしい思い出が蘇ってきた。
今、座っている椅子はイームズのシェル・チェアなんだけど。シェルに微妙なブラウン(ボルドー?)のファブリックが張ってあるやつ。やはり8年ほど前、パリに旅行に行ったときに、蚤の市なんかに出品している家具屋さんの倉庫に足を運んで買ったもの。その頃は同じデザイン学校の友人が何人かパリに留学をしていて、彼らが教えてくれた店(つーか倉庫)。デッド・ストックものなんだけど、当時のレートで、なんと約5,000円! 日本で買うと、10倍くらいするんだよね。 その場で買って、肩に担いでホテルまで戻った。帰り道のメトロ(地下鉄)の中でその椅子に座ってみたり(笑)。周りのフランス人に白い目で眺められたのを懐かしく思い出す。ホテルの部屋でそれをバラして、Tシャツなんかをクッション代わりに詰めて、でかい包装紙みたいなものでくるんでからガムテープでグルグル巻き。帰りの空港で、昆虫のサナギみたいな怪しい荷物を普通にトランクと一緒に預けちゃいました(苦笑)。 帰国して、注意深くカッターで開くと・・・、中から薄茶色の包装紙と白いTシャツが顔を出す。その様は、まさにサナギの羽化!(苦笑) 組み立てるのが楽しくて仕方なかったなぁ。 本なんかでは見たことの無い脚のタイプなんだけど、周囲の詳しい友人に聞くと「本物だ」とのことで、少し安心したものです。 ホントは、もっとたくさん買いたかったんだけど・・・。あの倉庫、まだあるのかな。
by hiroki_1975
| 2004-10-18 02:05
| Design
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